ヴィパッサナー瞑想 in インド 2018(1)

昨日の朝、10日間のヴィパッサナー瞑想がやっと終了しました。これから3日間は、熱いシャワーが出る快適な高級ホテルに滞在します。しかも机がある快適な部屋なので、記事を書くことにしました。

今回は、西インドのアフマダーバードというところで参加した、ヴィパッサナー瞑想体験談を書いていきたいと思います。

アフマダーバードってどこ?

実は当初、北インドのジャイプールにあるセンター(Jamdoli)に予約を入れていましたが、出発前日に行き先を変更しました。

なぜかというと、前日になって「どうやってホテルから行くんだっけ?」と施設のサイトをチェックしたら、部屋が共同だということが判明!(↓この写真を発見)

これも修行かなぁ…頑張ってみようかなぁ…と一瞬考えましたが、今までヴィパッサナーを5回受けてきて、一度も共同部屋の経験がないんです。

いくら話さないからといっても(いや、北インドの人たちは話すけど)、やはり無理だわ〜と思い、急遽変更することにしました。

ANAのマイルを使って予約した航空券は、前日まで日程変更可能です(ANAマイルに関しては後日また書きます)。よって、インドに行く日自体を変えようと思いましたが、とりあえず他の場所で受けられるヴィパッサナーコースを探すことにしました。

ヴィパッサナーのコース検索は大変便利で、下記のように、日程と場所や受けたいコースで検索することができます。ヴィパッサナーセンター検索

検索の結果、クジャラート州にあるアフマダーバードという、西インドにあるコースを見つけました。ちなみに、いつも行くリシケシは首都デリーの上にあります。

通常、申し込みをしてから参加受領までに、2週間ほど時間が掛かると書いてありましたが、すぐに返信をくれたので参加できることになりました。

国内線とホテルを全部取り直してやっと出発です。

しかし、ここでまた問題が発生!傘を持って行こうか悩み、天気を確認したらビックリ!なんと毎日40度近いらしいんです。5月の観測記録は47度という場所でした。

私、そんな暑いところで瞑想なんて大丈夫?と自問自答をしてかなり不安になりましたが、さすがにもう変更はできないので、諦めて行くことにしました。

デリーで2泊

24日に出発してデリーに到着。瞑想は26日からなので、今回は珍しくデリーに2泊しました。デリーに泊まるのは、一番最初に来た時に1泊した以来です。

場所は、エアポートメトロの「Delhi Aerocity」の側にあるホテルです。ここは、高級ホテルが立ち並ぶ場所ですが、私は1泊2,000円くらいのホテルに予約をしておきました。

Hotel Kelvish

夜遅かったし、一度も降りたことのない駅だったので、ホテルに空港送迎を頼み無事に到着しました。

通された部屋は、インドにしてはまあまあ綺麗なほうで、ホットシャワーも付き(ただし、スイッチを押してから30分くらいはかかる)。カバンを運んでくれたホテルマンが「綺麗な部屋だ、綺麗な部屋だ」と連呼していたのは笑えましたが…。

部屋の写真を撮り忘れたのでトイレだけ↓。

しかし、今回のホテルは道路に面していて、外ではクラクションが鳴りっぱなし。インド(特に北)は、運転中にプープー鳴らすので、本当にうるさいんです。でも、耳栓をしたらグッスリ眠れました。よかった、耳栓持ってて。

朝になり、わざわざ部屋に「無料の朝食があるよ」と電話を掛けてきてくれたので行ってみました。ホームページには下記のような写真が載っていたので、ちょっとだけ期待していたのですが…。

実際にビュッフェ形式で並んでいたのは、そこら辺の商店で買ってきた食パンと、カレーが1種類と、怪しいバターだけ!わざわざ電話までしてきてこれかい!と一人でツッコミを入れつつ、誰もいなかったのでそそくさと出てきてしまいました(よって写真も撮れず)。

デリーの地下鉄

そのまま朝ごはんを食べずにホテルを出て、歩いてメトロの駅へ。朝早かったので、通勤前の皆さんが朝ごはん(カレーのセット)を食べていました。日本の立ち食い蕎麦みたいな感じ。

そして、食べた後の容器は後ろに捨てていきます。インドは、本当にゴミ問題が深刻です。

道路の真ん中に牛たち。インドらしいです。

そして、ホテルから歩いて10分ほどで、エアポートメトロのAEROCITY駅に到着しました。ひとつしかない自販機でトークンというコインを購入して乗ります。

綺麗な駅です。特にエアポートとニューデリー駅を繋ぐメトロは、金額も少し割高でワンランク上の地下鉄のようになっています。AerocityからNew Delhiまでは80ルピー(130円くらい)。

インドのメトロは、日本政府から開発援助が行われています。しかも率いたのは日本人女性技師!とても面白い記事がありましたのでリンクを貼っておきます。→インド・デリーの地下鉄建設ストーリー。日本人技師とインド人が結束した瞬間

ニューデリーからYellowLineに乗る

今回は、オールドデリーにあるコンノートプレイスという場所に行きたかったので、エアポートメトロのニューデリー駅から、通常のメトロに乗り換えました。一駅なので10ルピー(15円くらい)。

エアポートメトロと違って、日常のインド人が通勤や通学に使うので、ガラリと雰囲気が変わります。でも、女性専用車両があるので安心!

しかし、たまに女性専用車両がない電車もあります。私は前回、カーンマーケットに行くためにYellowラインとVioletラインに乗りましたが、女性専用車両がなく、しかも通勤ラッシュ時間だったので、やはり少し怖かったです。

女性専用車両の表示も日本と似ています。

一人、男性が乗り込もうとしたら、めちゃくちゃすごい勢いで駅員さんっぽい人が来て(インドの場合は駅員さんじゃない可能性もあり)、引きずり降ろしていました。「降りてください」的ではなく「降りろ!!このやろー」ぐらいの感じ。怖い…。

スタバで朝ごはん

Yellowライン「Rajiv Chowk」駅で降り、歩いてコンノートプレイスへ。ここは、イギリス植民地時代に作られた場所で、真ん中に公園があり、その周りには高級ショップが並んでいます。

インドに来たからインド料理を、と思いたいところですが、疲れていたのと、朝ごはんをゆっくり食べたかったのでインドのスタバに入ってみました。

店内は2階建の吹き抜けになっていて、とてもオシャレ!

オーダー中は私しかいませんでしたが、名前を聞かれました。海外のスタバって名前を書いてくれるんですよね。

でも「AKI」が「ARCHI」になってます(笑)。「あきこ」って日本語でも発音しにくいから、外国に行って名前を言う時に困ります。私の友人は、海外でも発音がしやすい名前を親が付けてくれたと言っていました。羨ましい。

ラテとサンドイッチを頼みました。これがすごーく美味しくてびっくり!茶色いパンなのに柔らかく、中はバジルとトマトとモッツアレラチーズです。ぜひ日本のスタバにも置いてもらいたいな〜。

インドの食料品には、ベジとノンベジの表示が付いています。ベジは緑、ノンベジは赤のマークになっているので、選ぶ時にとても安心。日本にもぜひ取り入れてもらいたいです。スタバのサンドイッチにもちゃんとこの表示が付いていました。

お値段は、日本とさほど変わらなかったです。415ルピーなので日本円にして640円くらい。客層はビジネスマンが多く、女性も普通の洋服を着た方でした。外ではチャイが10から20ルピーで飲めるので、格差が激しいですよね。

やっぱり綺麗な場所っていいなぁ〜と、インドの喧騒を忘れてしばしゆっくりした後、ぶらぶらと歩いてニューデリーに戻ることにしました。

途中、めちゃくちゃ犬が集まっている場所を通りました。おじさんに懐いているのか、ただの溜まり場なのか。

ニューデリーのバザールへ

初めてニューデリーのバザールに行ってみました。通常は、メトロニューデリー駅から鉄道のニューデリー駅に向かい、駅の中を通るとバザールになります。ここら辺は、まだ駅から遠く、朝も早かったのでまだ静か。

脇道にも小さな商店が並びます。

今回はコンノートプレイスから歩いたので、裏から入り、ニューデリー駅に戻りました。鉄道のニューデリー駅では前回騙されそうになったので、通ると嫌な思い出が蘇ります。

インドの鉄道には、改札がありますが(セキュリティチェックっぽいところ)チケットを見せる必要がなく、通り抜けることができます(一応チケット必要と書いてありますが大丈夫)。もしチケットを見せろと言われても、無視して入ってOKです。

ニューデリーは、本当に騙してくる人が多いので注意が必要です。私も2回ほど経験があるので、今度記事にしたいと思います。

まとめ

まだヴィパッサナーに行ってないのに長くなってしまいました。次の記事で、アフマダーバードに向かいます。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ニューデリーの町歩き楽しそう!白い野良牛が懐かしい。でもインドを女性一人で電車に乗ったり歩いたり、尊敬しますー笑 続きが楽しみです😊

  • micaさん、コメントありがとうございます!
    インドというと、やっぱり野良牛ですよね。のんびりしている牛たちを見ると、あーインド に来たなって実感します。
    女性一人なので、危険な場所や夜は絶対に歩かないようにはしていますが、詐欺に遭いやすいので気をつけないといけないんですよね…特にデリーは本当に怖い!

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